江東区立東雲小学校

「東陽町フェスティバル」を開催しました。
12月19日（金）、子どもたちが心待ちにしていた「東陽町フェスティバル」を開催しました。

このフェスティバルは、「自らの役割や責任を自覚し、自主的・実践的に取り組むことで達成感を味わうこと」、そして「互いの発表を通して、自他のよさを見つけ合う喜びを感じること」をねらいとしました。

1校時から5校時まで、校内は熱気と笑顔に包まれました。
みんなで作り上げたフェスティバル
1年生は、フェスティバルを盛り上げるために体育館の素敵な飾り付けを担当してくれました。色とりどりの装飾が、体育館をパッと明るくしてくれました。

2年生以上のクラスでは、趣向を凝らした「お店」が並びました。どの子も「自分たちの役割」を一生懸命に果たそうと、呼び込みをしたり、ルールを説明したりと、頼もしい姿がたくさん見られました。

かつての「こどもまつり」や「学習発表会」と大きく違うのは、ICT機器の活用です。 今や子どもたちはChromebookを自在に使いこなします。
スライドを使って分かりやすくお店の紹介をするグループ、大きなモニターを「デジタル看板」や背景として活用するクラス、自分たちで編集した「ニュース動画」を流して雰囲気を盛り上げるグループなどデジタルの力を上手に取り入れ、表現の幅が大きく広がっていることに驚かされます。

進化する一方で、子どもたちの創意工夫が詰まった手作り感も健在でした。ペットボトルを活用した「ボーリング」、スズランテープを張り巡らせた「レーザーミッション」、紙コップが勢いよく飛ぶ「ロケット」、昔ながらの「わりばし鉄砲」や、体を動かすコーナーなど「身近なものが、こんなに楽しい遊びに変わるんだ！」という発見と驚きが、校内のあちこちに溢れていました。
高学年は、音楽の力でフェスティバルに華を添えてくれました。5年生は、区の連合音楽会でも披露した、息の合った素晴らしい演奏を聞かせてくれました。6年生は、この日のために練習を重ねてきた「ライラック」と「はいよろこんで」を披露。流行の楽曲を取り入れた熱い演奏に、会場は大盛り上がりでした。
6時間目には、保護者の皆様へ向けての演奏会も行われました。高学年らしい、力強くも繊細な音色が体育館に響き渡り、感動的な締めくくりとなりました。
準備から当日まで、一生懸命に取り組んだ子どもたち。 自分たちの力でやり遂げた「達成感」と、友達のよさを再発見した「喜び」で、一回り大きく成長した一日となりました。

ご来校いただいた保護者の皆様、温かい拍手をありがとうございました。